SSゼミ東京・4期・第3回

開催日:2012年7月17日(火)開催されました。

第二テーマ「事業創造」③
「マーケットを創造できる会社」にいかにしてなるか?
  1. 自社プレゼンテーション(3社)
  2. 第二テーマについて実践計画及び実践事例報告
  3. 疑問点について相互理解
  4. 総評
実施日時:2012年7月17日(火)18:15~20:45
担当プロデューサー:SS企業変革プロデューサー櫻井浩昭
講師:SSイノベーションプロデューサー小出宗明

【ゼミ詳細報告】

第3回 スモールサン・ゼミTOKYO

7月17日 第3回スモールサン・ゼミTOKYOを開催。
今回のサマリーも、前回に引き続き、立教大学4年の荒井萌がお送りする。

まずは、3社による自社スピーチからスタート。
今回もまた資料や実際の商品を手にとりながら、何か自社とコラボ出来ることはないかと真剣に耳を傾けていた。
このスピーチは自社を伝えることで自社を見つめ直す機会にもなると改めて感じた。

【身の回りの当たり前こそ、重要な経営のヒント】

前回は、小出さんの講義を振り返り、グループでのディスカッションを展開。
そして今回のゼミは、その討議内容を発表し、小出さんとの意見交換を通しポイントを再確認する。

まずは、前々回に小出さんからでた宿題について。
町のクリーニング店が、革製品に特化したサービスを開始、このサービスをどう売り出して売り上げをあげたのか?という問い。
SNSで革マニア向けのサイト作成をする、革専門店と提携する、など多くの意見が出た。
さて、小出さんからの回答は。
革製品をクリーニングに出す人はどんな人か。
大抵は高額のブランド物を購入したり、身の回りにお金を使ったりする人である。
高くてお気に入り、かつ自宅では扱えないものだからこそ、何万円もの費用をかけてまでクリーニングに出すという仮説を立てることが大事。
そこで、重要な観点は「顧客をどう分類するか」である。シャツやズボンの種類で分類するのではなく、洋服のブランド名で顧客を分類することで「ブランド品を購入する客層」にアプローチしたのである。

小出氏は、こういったことを考えられるかどうかは、日ごろから身の回りのことを観察し、センスを磨けるかどうかだと言う。
「こんな物をこんな人が買っていった」とか、「これを利用する時こんなことに悩んでいた」など。
企業側の論理で考えるのではなく、自分がサービスを利用する「顧客目線」になれるかどうかが鍵かもしれない。

【顧客目線に立ち、伝えたいことを「見える化」する】

A~Fの各班で、前回のディスカッションの内容やそこで出た疑問などを発表。
製品の競争力や、個別の企業の課題など、各班のテーマは様々であった。

製品の競争力を持たないと自立、脱下請けできない、との問題提起。
既存の物の視点を変える、新しいものをつくっていく、と方法はあるが、どちらにしても必要なのは「どう自社をアピールしていくのか」ということだと小出氏は語る。

製造業であれば技術を「見える化」する必要性がある。
多くの企業が、分かる前提つまりはBtoB的発想でいるという。
しかし、全員が全員、その業界や企業について詳しいとは限らない。
BtoC的発想、つまりは顧客目線で自社の事業を捉え、分からない人にも分かるものを提示しなければならないのである。
「何が出来るのか」を発信することが重要なのだ。

食品であれば、そのおいしさを出来る限り伝えられるような写真でパンフレットを作成する。
定量化が難しいサービスであっても、見える化しイメージさせることが必要なのである。

私は、就職活動もそうかもしれないと強く感じた。
自分の良さや経験、自分にしか分からないことをいかにしてうまく相手に伝えるか。
何が出来る人なのかが分からなければ、自社でどう活躍出来る人材かもうまく描けないのだと思う。
「この学生は何が出来て、どう自社に貢献してくれる人なのか」
自身をどうアピールしていくかを意識して、今後も就職活動を頑張ろうと思えた話であった。

【経営者として何を目指すのか】

会員である経営者の皆さんが様々な課題を抱えている様子を見て、小出氏はこういった。
「経営者として何を目指すのか」
経営者、企業全てにおいて言えることであるが、何のためにこの事業をやるのか。
迷って当然だが、軸を明確にし、自信を持って行うこと。

個人もそうである。自分は何を大切にどう生きていきたいのか。
そういった個人の人生観をもっていれば、迷うことはあってもぶれることはないのかもしれない。
e58699e79c9f-2-1 今回で最後となる「事業創造」というテーマ。
小出氏の講演や櫻井さんによるアドバイスによって多くの刺激を得られたのではないかと思う。
こういったディスカッションを通じたトレーニングを継続し、様々な角度から物事をみる癖をつけていきたいものである。

自分はどう生きていきたいのか、そのためにはどう働いていくのか
多くを見つめ直すきっかけとなったゼミであった。

荒井萌


株式会社
中小企業サポートネットワーク
〒170-0013
東京都豊島区東池袋2-1-13
第5酒井ビル 2階
電話:03-5960-0227
ファックス:03-5960-0228
mail:info@smallsun.jp
【地図】>>

スモールサンへ
【お問合せ】>>