SSゼミ東京・4期・第6回

2012年10月17日(水)開催しました

第三テーマ「組織改革」②
「人が育つ会社」をいかにしてつくるか?
  1. 自社プレゼンテーション(3社)
  2. 第三テーマについてグループ討議
  3. グループ発表
  4. 全体ディスカッション
実施日時:2012年10月17日(水)18:15~20:45
担当プロデューサー:SS企業変革プロデューサー櫻井浩昭



第6回 スモールサン・ゼミTOKYO

10月17日 第6回スモールサン・ゼミTOKYOを開催。
今回のサマリーも、前回に引き続き、立教大学4年の荒井萌がお送りする。

前回は、「人が育つ組織」とはどんな組織か?という事について、事例紹介も織り交ぜながら講義していただいたが、今回の第6回ではそういった「人が育つ組織」にするためには具体的に“どうすべきなのか”というやり方論を中心に講義していただいた。

まずはいつも同様に自社紹介からスタート。
今回の自社紹介では、今後のビジョンを説明する際に他の会員の方の言葉を引用していることに嬉しくなった。
今回で折り返し地点となるゼミTOKYO、こうして会員さん同士の結びつきを感じることが出来て、今後のゼミもこうしてお互いを高められる環境でありたいと改めて感じた。

【アルバイトが9割でも人が育つ企業とは】

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全員がやる気に満ちあふれていて、仕事が出来るというわけではない。
仕事のやり方が分かっている人もいれば、わからない人もいて、やる気がある人もいれば、仕事への動機づけがされていない人もいる。
このそれぞれの状況にある者に対してどう対応すべきかを考えることである。
そこで櫻井氏は“コーチング=どうやって?”と“ティーチング=なんで?”をいかにして使い分けるかが重要であると言う。

“コーチング”は「どうやって?」と質問することで相手の頭の中にある考えを引き出し、気づきを与える。
一方“ティーチング”は、コーチングのように相手の考えをひきだすのではなく、「なぜ?なんで?」と問うことで相手に示唆を与える。
部下育成にコーチングを導入する企業が多いというが、櫻井氏は「コーチングだけでは、ぬるま湯組織になってしまう危険性がある」と警鐘を鳴らす。

この話を聞いて、自身のゼミを思い浮かべた。
山口先生はよく「なぜ?」と我々学生に問う。なんでこういう論理なの?なぜこの構成なの?
「やる気はあるが、考え方や論理の組み立て方が分からない学生」に対して、先生は「なぜ」を問うことで示唆を与えている。つまりは“ティーチング”を行っているのではないか、と感じた。
そして“コーチング=どうやって”という方法論はゼミ生自身が自分自身、あるいはお互いに行っているのだ。
企業と同じく、ゼミも異なる価値観の学生が集まり一つの目標に向かって成果を出していく。
それだけに誰もが同じように楽しみながらうまくやっていけているとは限らない。サークルとの両立で悩んだり、研究班の活動で壁にぶつかってしまったりする。
そんな時、同期や先輩が「どうしたい?」「◯◯はいつもこういう風にやっているけど〜のことはどう考えているの?」と質問を投げかける。
私自身、そういった効果的な投げかけや質問で気づけた部分はすごく多い。
どの組織においても「なぜ?」を問い、深い示唆を与えることが重要であると改めて感じた話であった。

【人が育つ仕事の任せ方とは】

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自分で考え、自分で行動する人材を育てるためには、正しい権限委譲が必要であると櫻井氏は言う。
この話で、特に印象に残ったのは「一旦任かせたものの、仮に失敗しそうな時は任せた者が、全身全霊で失敗を防ぐ」ということである。
任された者は自分を信じて任せてくれたその人の背を見て“この人は裏切れない”“次は絶対に失敗しない”と頑張れるのだと櫻井氏は言う。

仕事を任せられる事の方が多い立場にある私が思うのは、やはり何かを任せられる時、何かにチャレンジする時に、任される者には少なからず「不安」があるということだ。
出来る仕事だと思ったとしても、このやり方でいいのだろうかと不安になる。だからといって1から10まで丁寧にアドバイスや指導をされてしまっては、「自分は信じられていないのか」とやる気が下がる。
何かにチャレンジする時に欲しいのは適度な“安心感”である。
親の「好きにやりなさい」の言葉には「もし何かあっても私たちがいる、だからあなた自身の意思に任せる」といった意味が込められていると私は思う。
「親がなんとかしてくれる」と甘えてはいけないが、いざ何か問題が起きたときに親が何とかしてくれる安心感があるから子供も大きく育っていくのだと思う。
上司との関係もそうである。全てを費やして自分の失敗を防ごうとしている姿を見たら、この人にこんな思いをさせない為にも頑張りたいと思うはずである。

いざという時に責任をとってもらえるという安心感は、一人で最後までやりきるための支えであり、責任をとる姿は、仕事を通して人と人との信用・信頼を築くことになるのではないだろうか。

余談ではあるが、スモールサンでアシスタントを務める柳田は、こういった姿勢で私を成長させてくれた先輩の1人であると感じている。
「何かあったら私がなんとかするから!」その一言で私は頑張ろうと思えたし、相談すると「萌ちゃんはどう思うの?」と自分の意見を問われ、あくまでも私自身が自分で考えて行動することを大切にしてくれた。
そのおかげか、柳田がゼミを卒業した今でも彼女に何か頼まれれば、精一杯期待に答えられるように頑張ろうと思える。

人が育つ企業とは、を学びながら人が育つ場としてのゼミはどんなゼミであるべきか、を考えさせられたゼミであった。
このサマリーも櫻井氏になんの指定も制約も受けずに書いているが、もっといい言い回しがあれば忙しい合間をぬって添削してくださる。
櫻井氏や山口先生をはじめ、私は人が育つ場=成長出来る環境に恵まれているのだ、と改めて感じた。

荒井萌


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