SSゼミ広島・3期・第12回

開催日:2015年6月18日(木)


「経済動向と中小企業経営」

①最新の経済動向解説
②数々の経営事例から学ぶ
③スモールサンゼミ広島 総括

講師:SSエグゼクティブプロデューサー 山口義行
開催日時:2015年6月18日(木)18時30分~
担当プロデューサー:SS企業再建プロデューサー島田健作

【ゼミ詳細報告】
第12回スモールサンゼミHIROSHIMA 議事録

日時:平成27年6月18日(木) 18:30~21:00
場所:RCC文化センター
講師:スモールサン主宰 立教大学 経済学部 教授 山口義行氏
テーマ:「経済動向と中小企業経営」

■はじめに  コーディネーター島田健作氏
 第3期が今日で最終回となり皆さんもこれまでの学びを会社に帰って実践されていると思います。広島も早いもので3年が経ち8月から4期目がスタートします。
 今日は、ちょうど1年ぶりですが立教大学の山口先生をお迎えしている。

■立教大学 経済学部 教授 山口義行氏
 ほぼ1年ぶりで経済情勢や経営課題もだいぶ変化してきているので今日は早口で情報を多めにお伝えしていく。
 初めての人の為にスモールサン3原則の話
経営者の方が3つの力を高めてもらう。
・読む力 経済の先行きを読む、常に世界に目を向け予測し、時代を読む解く力をつける
・問う力 自分がやっている仕事の意味を問いただす。時代の流れで仕事の意味合がかわ  る、これらを怠ると経営者をやめるべき。 会社のイノベーション力、革新力が落ちて  くる。
 お線香の会社の話で、伝統は守るべきものではなく、活かすべきもの。伝統を活かす力  がなかったら消えていくしかない。(伝統は現代に活かす力がある)
・つなぐ力 (隣接異業種)自分達の仕事が行き詰ったら5%でも新しい仕事をする。
 自分達の周りにまだ見えてない仕事がある。中小企業は一つの会社でなんでもできるわ  けがなく連携してつなぐ力が必要

◆「株は経済を写し出す鏡ではない」
 日経平均のことをユニクロ指数ともいう。(1社で10%変化する)ユニクロの株が上がると日経平均の値が上がっていき、上位社の株があがるとどんどん上がっていく。全体の株が良くなっているわけではない。

◆スモールサンニュースを読む
経済動向の予測をしている。
「アベノミクスの効果はまだこない、こないようになっている」世の中に出回らないお金を増やしているだけ、自分からビジネスをつくりだしてとりにいかないと光はあたらない。
◆勘違い1.「大企業が儲かれば景気がよくなる」という思い込み
上場企業が「3月期決算は最高益だから、景気が良くなる」と報じるメディア
間違い、マイナス成長で2014年は証明された。メディアがウソを報道する。
勘違い2.「円安になれば、輸出が増えて景気が良くなる」という思い込み。
実績を無視して「円安で成長率が上がる」と予測。
勘違い3.「物価上がれば、消費が増える」という思い込み。
今や「庶民の敵」と化した日銀
待っていても景気はよくならない。
◆「景気はよくなりつつある」と言いたい政府とメディア、消費増税後の落ち込みからは脱しつつあるものの、中小企業の景況は悪化傾向。当面の先行きは、中小企業は「悪化」、大企業もピークアウト。
☆皆さんはスモールサンニュースの「景気を読む!」を読むようにする。

スモールサンニュースの中で巻頭論文、アベノミクスも「宴」は終わった。日銀総裁の「円安けん制」発言を読む。
 日銀の黒田総裁は、円の総合的な価値を示す実質実効為替レートが「ここからさらに円安に振れていくことはありそうにない」との見通しを述べた。
この発言を受け、1ドル=124円台半ばだった円相場は一時122円台半ばをつけ、一気に2円ほど上昇。中央銀行総裁が為替相場に関してこれほど明確なコメントを述べるのは極めて珍しいことで、これは決して一部で言われているような、「失言」などではない。彼が自ら円安の進行にブレーキをかけるような発言があり、
 そこには「明確なメッセージ」があり、アメリカに対する配慮だと推測できる。

◆仕事をしていく中で3つの壁
・市場の壁 マーケットが伸びていかないと難しい
例)タイワ精機(精米機メーカー)日本の中小企業から製品の改良をすることにより、世界を相手にできる市場を掴んだ。

・地域の壁 地域が落ち込んでくると全体が落ち込んでいく
例)㈱フルカウント 介護支援業 出張デパートで選択をさせるという喜びで貢献を行う。ビジネスづくりのキーワード「貢献」 その貢献をビジネスにかえる。

・人手の壁 せっかく仕事があっても人がいない
例)(有)原田左官工業所 平均年齢60歳という左官職人の業界で若者と女性が職人の過半数を占める。取引先、家族を招いて若者の成長を知ってもらい、将来どうやって変わっていくかが大切、それを情報提供していく。モデリング訓練で達成感をみんなで共有、若者を定着させる。システムづくりをして人手の壁を越えていく。

この3つをどうやって突破するかが経営者の課題であり、その努力を行わないといけない。その努力の場がスモールサンの場でもある。世代責任として、我々が今やらなければならないことを考え情報共有して行動していってもらいたい。
以上


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